台湾旅行(2) 京鼎樓の変わり種小籠包

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機内で突然の顔面痛に見舞われ、台北到着早々に病院に駆け込み、診察が終わり薬を受け取ったら時はすでに午後6時。

台北初の食事は、小籠包専門店の京鼎樓(ジンデディンロウ)に決めました。日本にも出店していて有名なお店の台湾本店です。

6月後半の台北はまだ明るく、病院からお店まで、会社帰りの人たちで賑わう中山のビジネス街の通りを歩きました。

有名店だけあってすでに順番待ちの先客が15人ほど。ガラスの向こうの厨房で職人さんが皮を伸ばしたり皮に餡を詰めたりするのを見ながら待つこと約20分、ようやく地下の客席に通されました。

最初に注文したのは、ヘチマと海老の小籠包(蝦仁絲瓜小籠包)。薄い皮の奥には、ヘチマの緑色がかすかに透けて見えます。そのヘチマは臭みも無くほのかに甘く、シャキシャキとした噛みごたえ。

そしてこちらが、人気メニュー、淡い緑色が美しい「烏龍茶小籠包」。皮と餡に烏龍茶の茶葉が練りこまれていて、お口の中でお茶の香りが広がります。豚肉の餡との相性も絶妙。

「京鼎樓 台湾本店」
住所:台北市中山區長春路47號
アクセス:MRT「中山駅」から徒歩約5分
TEL :886-2-2523-6639
営業時間:
・火曜~土曜 ランチ11:00~15:00(LO 14:30)、 ディナー17:00~24:00(LO 23:00)
・年末年始、日曜、月曜 ランチ11:00~15:00(LO 14:30)、 ディナー17:00~22:30(LO 22:00)
休業日: 旧正月期間
https://jin-din-rou.net/taiwan/

変わり種の2種類の小籠包は、味はもちろんボリュームも大満足。満腹になりちょうど店を出ようとしていた時、一通のメールが届きました。

「6月23日の台北松山発東京羽田行き◯◯◯便はキャンセルされました。」!?

実は、エバー航空は6月20日からストライキに入っており、この時すでにいくつか欠航便が出ていたのですが、とうとう自分が乗る予定の日曜日に東京へ帰る便も飛ばなくなってしまいました。月曜日から仕事なんだけど…一難去ってまた一難…


食事も終わり、ホテルまで10分ほど歩きました。この日の台北の最高気温は35℃。日が沈んだ後もまた蒸し暑く、背中が汗ばんできました。

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