台湾旅行(15)桃園空港から帰国

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台北4日目、帰国の日の朝。支度を終えてロビーに下りると、初日に病院を探してくれたコンシェルジュさんがいらっしゃいました。滞在中は顔を合わせるたびに体調を気遣ってくださったり、ストの代替便を探すとき、替わりにエバー航空に問い合わせの電話をかけてくださったり、すごくお世話になりました。

桃園国際空港への新しいアクセス路線、「桃園空港MRT」

さて、帰りの飛行機は、市街地にあり便利な松山空港ではなく、台北から40キロの距離にある桃園国際空港からの便になります。今回は、 2017年に開業したばかりの桃園空港MRT(桃園機場捷運)で向かうことにしました。

この桃園空港MRT、桃園空港から先は、高鉄(新幹線)桃園駅を通って、その先「環北駅」まで運行されています。2026年には、桃園市中心部の「中壢駅」(ジョンリー)まで延伸されることになっています。
台北側のターミナルは台北駅(台北車站)ですが、台北MRT、台鐵 、高鐵など他の路線の乗りばからは少し離れた、地下道を北門駅の方に7~8分歩いたところにあります。

快速列車と普通列車がそれぞれ15分ヘッドで運行されています。台北駅から空港第1ターミナル駅を、快速で35分、普通で49分で結びます。料金はどちらの種別でも150元。

座席は自由席のみ。発車前には席はすべて埋まり、立ち客もちらほらいました。二人がけのクロスシートですが、座席はリクライニングできずピッチも狭いため、長時間の乗車には向いていないと思われます。

ウトウトしかけたころ、電車は地下の空港第1ターミナル駅に到着。機内食に期待して、国際空港の雰囲気たっぷりのターミナルを抜け、カフェにも寄らずにまっすぐ搭乗口へ向かいます。

それでは、キャセイ・パシフィック航空で名古屋まで。 眼下に広がる桃園の街並みが小さくなっていきます。

名古屋でひつまぶし

午後3時30分、飛行機は中部国際空港(セントレア)に着陸しました。エバー航空はこの先乗り継いで成田までの代替便を用意してくれていたのですが、思いがけないことろで巡ってきた名古屋に立ち寄るチャンス、乗り継ぎ便には乗らず市内に出て、ひつまぶしを食べて帰ることにしました。

「しら河 名駅店」
住所:名古屋市西区牛島町6-24 アクロスキューブ名古屋1階
アクセス:JR、近鉄、名鉄、地下鉄「名古屋駅」から徒歩〇分
営業時間:午前11時~午後3時(L.O14:30) 午後5時~午後9時30分(L.O21:00)
定休日:年中無休(年末年始を除く)
TEL:052-589-1358
https://hitsumabushi.jp/

いろんなことが凝縮された3日プラス1日の旅行も本当に終わり、のぞみに乗って東京へ帰ります。
後日談ですが、一人あたり250USDを限度に、ストにより発生した追加費用をエバー航空が負担してくれることになっていたのですが、オークラの宿泊費1泊分、きょうのひつまぶし代、そして名古屋から東京までの新幹線代も負担してくれました。
ストで当初はどうなることかと思ったものの、エバー航空さんは台北のサービスカウンターをはじめ、素晴らしい対応をしてくれました。次の台湾旅行も、エバー航空に乗ってオークラに宿泊で決まりです!

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