台湾旅行(12)地下鉄に乗って雨の東門市場へ

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さて今度は、南門市場が入るビルの目の前にある「中正紀念堂駅」から地下鉄に乗って、もう1つの大きなマーケット、「東門市場」を目指します。

台北の地下鉄は、現地では「捷運」あるいは「MRT(Mass Rapid Transit)」と呼ばれ、現在運行されているのは5路線。台北市のお隣の新北市まで伸びています。ほかにも現在2路線が建設中。路線図はこちら↓

台北捷運(MRT)公司モバイルサイト

さて今回乗車するのは「淡水信義線」。台北市中心部からやや南に位置する「象山(シャンシャン)駅」から、「台北101」、新幹線や在来線が発着する大ターミナルの「台北車站」や「中山駅」など台北の中心部を通り、北は美しい夕日で有名な淡水まで結ぶ路線です。

目的地の東門市場がある「東門」駅までは、わずかひと駅、初乗り運賃は16元(約55円)。プリペイドICカードの「悠遊カード(悠遊卡)」を使うと、20%の割引となります。

この悠遊カード、台北の地下鉄以外にも、桃園や高雄の地下鉄、国有鉄道の台鐵、新幹線(高鐵)でも使えるほか、コンビニなどで電子マネーとしても使えます。

駅の券売機やインフォメーションセンターの他、コンビニでも購入できます。

では改札を颯爽とくぐり抜け、エスカレーターでホームへ。コンコースから吹き抜けの天井が高くて開放的です!

電車はあっという間に東門駅に到着。地上に出ると外は…

大雨でした。。。

東門市場までは雨の中を歩いて2分ほどで到着☔️

大きなビルの中にある南門市場とは打って変わり、東門市場は、迷路のように入り組んだ細い路地に沿って、肉、魚、野菜、果物などの生鮮食品や、乾物、衣料品などのさまざまなお店が軒を連ねています。

路地はトタンを繋ぎ合わせた屋根に覆われて薄暗く、でもその屋根の下に並ぶ店先は活気があり、どこか懐かしい独特の雰囲気が漂います。

この「東門市場」、日本統治時代の1930年代に開設され、90年近く経った今も、地元の方や観光客で賑わっています。

こちらのお店では、鶏が豪快に丸ごと売られています。右上の黒いのは烏骨鶏。

狭い路地をどんどん進むと、トタン屋根が途切れ、大きな通りに出ました。この「金山南路」をはさんで東側のその先は「東門外市場」になります。

お天気が良ければ、屋根がない分東門市場よりも明るく開放感がありそうですが、さらに強くなってきた雨の中、狭い路地は、傘をさしてる人や、傘をさして自転車に乗っている人でいっぱいで、なかなか前に進めません。。。

大雨の中、東門外市場は奥まで全部見ようか迷っていると、入口近くにパイナップル屋さんを発見しました。

熱帯と亜熱帯に属する台湾では、パイナップルは1年を通して食べることができますが、中でも気温が上がる6月から8月に収穫されたものは糖度も高く、いちばん美味しく食べることができるシーズンです。

店先ではおじさんが皮を剥いてカットして、そのまま袋詰めしたものも売っていたので、早速1袋50元で購入しました。ホテルに持って帰り、今夜のオヤツと明日の朝ごはんにいただきました。

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