セントラルパークのベンチで朝食のあと、昨日散策した5番街を南へ10分ほど。NY美術館めぐりの旅は、ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art、通称MoMA)からスタート。
さっそく10時の開館と同時に館内へ。4か月の改装工事で展示スペースも拡大され、昨年10月に待望のリニューアルオープンしたばかりです。Hello. Again!
常設展ギャラリーは2,4,5階。1階、3階、6階は特別展ギャラリーになっています。19世紀以降の有名作品が展示されている見どころは4階と5階。時間をかけてじっくり鑑賞したいので、今回はこの2フロアに集中して回りたいと思います。
では、開放的なアトリウムを抜けて、一気に4階へ。
- 4階常設展 1940s-1970s
- 5階常設展 1880s-1940s
- フィンセント・ファン・ゴッホ / Vlincent van Gogh「星月夜 / The Starry Night」
- アンリ・ルソー / Henri Rousseau「眠るジプシー女 / The Sleeping Gypsy」
- アンリ・ルソー / Henri Rousseau「夢/ The Dream」
- ワシリー・カンディンスキー / Vasily Kandlnsky「弓術家と一緒の絵 / Picture with an Archer」
- エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー / Ernst Ludwing Kirchner「街路、ドレスデン / Street, Dresden」
- グスタフ・クリムト / Gustav Klimt「希望Ⅱ / Hope,Ⅱ」
- ジョルジュ・スーラ / Georges-Pierre Seurat「オンフルールの夕暮れ / Evening, Honfleur」
- ピエール・ボナール / Pierre Bonard「朝食の部屋 / Dining Room Overlooking the Garden (The Breakfast Room)」
- クロード・モネ/ Claude Monet「睡蓮 / Water Lilies」
- クロード・モネ/ Claude Monet「アガパンサス / Agapanthus」
4階常設展 1940s-1970s
4階のギャラリーは、1940年代以降の作品が展示されています。
アンディ・ウォーホルの「キャンベルのスープ缶 / Campbell’s Soup Cans」や金色の背景に小さいマリリン・モンローの顔「黄金のマリリン・モンロー / Gold Marilyn Monroe」、ロイ・リキテンスタインの「溺れる少女 / Drowing Girl」などのポップアート。
ジャクソン・ポロックの空中から塗料を滴らせるドリッピングにより描かれた作品、「One: Number 31」、アンリ・マティスの「ダンス / Dance」、「ピアノ・レッスン / The Piano Lesson」、白と青のコントラストが鮮やかな切り絵「スイミング・プール / The Swimming Pool」など、抽象表現主義の作品。
他にも、ル・コルビュジェ 「Muralnomad Tapestry “Les Musiciennes”」など。
残念ながら、没後70年を経過していない作者の作品は、著作権保護のため写真は掲載できません…
5階常設展 1880s-1940s
5階のギャラリーは、1880年代から1940年代の、ゴッホ、モネ、ピカソ、マティスなど、名だたるアーティストの作品が展示されています。
フィンセント・ファン・ゴッホ / Vlincent van Gogh「星月夜 / The Starry Night」
アンリ・ルソー / Henri Rousseau「眠るジプシー女 / The Sleeping Gypsy」
アンリ・ルソー / Henri Rousseau「夢/ The Dream」
ワシリー・カンディンスキー / Vasily Kandlnsky「弓術家と一緒の絵 / Picture with an Archer」
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー / Ernst Ludwing Kirchner「街路、ドレスデン / Street, Dresden」
グスタフ・クリムト / Gustav Klimt「希望Ⅱ / Hope,Ⅱ」
ジョルジュ・スーラ / Georges-Pierre Seurat「オンフルールの夕暮れ / Evening, Honfleur」
点描画の港の風景。
ピエール・ボナール / Pierre Bonard「朝食の部屋 / Dining Room Overlooking the Garden (The Breakfast Room)」
クロード・モネ/ Claude Monet「睡蓮 / Water Lilies」
ギャラリー515、モネの部屋。睡蓮2作品とアガパンサス、モネの作品のみで構成されています。中央のベンチに腰を下ろして、壁一面の優しい色彩の睡蓮の池をしばらく眺めていました。
クロード・モネ/ Claude Monet「アガパンサス / Agapanthus」
毎週金曜日は「UNIQLO FREE FRIDAY」。MoMAと同じ53丁目にお店を構えるユニクロがスポンサーとなり、夕方5時30分から9時まで、入場料が無料になります。6時を過ぎると、館内は徐々に混み合ってきました。
5階の階段のそばの少し分かりづらい場所にあるシュルレアリスムの作品を集めたギャラリー518。大好きなジョルジョ・デ・キリコの作品、「The Anxious Journey」も観ることができました。
じっくり時間をかけて、お気に入りの絵を何度も見て、4階5階以外はほとんどスルーしたのですが、それでも朝10時の開館から夜9時の閉館まで、一日中館内で過ごしました。明日はメトロポリタン美術館で、やっぱり朝から夜まで過ごすつもりです!
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